仮面ライダー剣

2017年7月15日
アマプラ特撮二作目は仮面ライダー剣に。さすがにこちらは初代から見る気が起きなかったのと、完全に独立してるからどれ見てもいいと思って前から興味があった剣に
興味を持ったきっかけはオンドゥルなんだけど、後半はガチと聞いていたので楽しみにしていたが、評価されるだけあって熱い展開と衝撃の結末だった
まず前半はそこまで…といった印象。つまらなくはないけど、この作品怪人のインパクトが弱い気がする。特徴があんまない感じ。後半の上級アンデットなんかはそれぞれ個性があったけどね。あと剣崎含め全員気が張って刺々しい。ボード壊滅で混乱してると思えば納得はいくけど、そんなキレる?みたいなシーンもあった
話の転換点としては嶋さん登場のあたりからかな?ジョーカーってワードが出たり、アブゾーブが出て強化されたり。ここからは不穏な空気はありつつもまっすぐ主人公する剣崎に救われた。前半もサヨコの敵討ちする橘さんとか熱いシーンはあったけど、人間を愛しているから戦うんだとか、カードが一枚もなくてもライダーの資格があるなら倒せるはずだとか、後半の剣崎は素直にかっこよかった。最初は全てが敵だとか言ってた始が人間にほぼ染まってたのもこの辺りだったかな。前半はぎこちない作り笑いだったのがすっかり普通に笑うようになってて、剣崎と友達とはいわないけど他人でもないような奇妙な友情を深めてた。橘さんもジョーカー封印と仲間を信じるの間で揺れつつも最後は捨て身でキングを単独封印したり、前半のヘタレが嘘みたいに先輩してた
逆に残念だったのが睦月。最初の闇堕ちはいいにしても、こいついつまでひねくれてんだよと思ってしまった。結局完全に克服できたのラスト数話ぐらいで、2、30話ぐらいずっとぐだぐだやってた気がする。長いわ。力に振り回されてた素人が周りの助けを借りて克服するって展開自体は好きなだけに、もっと早めに解放してくれれば…と思う
総じて見るべきところも多くて是非お勧めしたい作品なんだけど、ちょっとなーと思ってしまう箇所も多い作品だった。特に前半は戦闘が地味なのも相まってあまりぱっとしない印象。でも人間のために戦い続けた剣崎の行く末を見てほしい

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